イッチノンは、微生物発酵法で作られた「微生物発酵γ-リノレン酸」含有のサプリメントです。
「γ-リノレン酸」は、身体になくてはならない必須栄養素「必須脂肪酸」の一つです。
必須脂肪酸の中でもγ–リノレン酸は、食事からは取れない栄養素です。
健康なときには、身体の中で作られていますが、ストレスや加齢などで作られにくくなってしまいます。
イッチノンは、食事から取れないγ-リノレン酸を直接摂取できるサプリメントです。
γ-リノレン酸(ガンマリノレン酸)は自然界では母乳と一部の植物(月見草など)にしか含まれておりません。
つまり、身体にとってなくてはならないものであるにもかかわらず、体内でリノール酸から作り出さなければなりません。
現在、ビタミン・微量元素の不足やストレスなどで、スムースにガンマリノレン酸を合成できない人が増えています。
微生物発酵でつくられたγ-リノレン酸の登場 γ−リノレン酸(ガンマリノレン酸)は、身体になくてはならない脂肪酸 γ−リノレン酸(ガンマリノレン酸)というのは、私達の体にとって必ずなくてはならない脂肪酸(必須脂肪酸)の一つです。
よく似た言葉で“リノール酸”というものがありますが、これも必須脂妨酸の一つで食用油などによく含まれています。
γ−リノレン駿は、このリノール酸から体内で作り出されるものなのです。
作り出されたγ−リノレン酸は、私達の体の中で様々な働きをする物質に作り変えられていきます。
その中の一つに、“ヒスタミン”を細胞の外に出さないようにするはたらきがあるのです。
リノール酸からγ−リノレン酸(ガンマリノレン酸)が作られる時に、必要な酵素があります。
これがないと、いくらリノール酸がたくさんあっても、γ−リノレン酸は作り出せません。
また、過剰なリノール酸は酵素の働きをかえって阻害してしまいます。
赤ちゃんやお年寄りも自分でこの酵素を十分に作り出せない、または作り出す力が弱ってきていると言われています。
母乳か、一部の植物にしか含まれていないγ−リノレン酸 γ−リノレン酸は自然界において母乳か、ごく一部の植物(月見草)にしか含まれていません。
後は、自分の力でリノール酸から体内で作り出すしかありません。
つまり、この酵素が働かないとすれば、γ−リノレン酸を体外から補ってやる必要が生まれてきます。
γ−リノレン酸が母乳に含まれているということは、当然、生まれたばかりの赤ちゃんに必要です。
必須脂紡酸の一つでありながら、赤ちゃんは自分自身の力ではまだ十分に作ることができないのです。
そのため、お母さんから分け与えてもらうようになっています。
γ−リノレン酸を摂取するには? “身体の外から補ってあげる”には、どうすればいいのでしょうか。
こんな声にお応えして、バイオテクノロジーを利用した、γ−リノレン酸油が開発されました。
バイオのγ−リノレン酸油は、一般の月見草油よりもγ−リノレン酸を多く含み、リノール酸が少ないなどの特徴が見られます(リノール酸が多く含まれると、身体にとって不都合な過酸化脂質ができやすくなります)。
“バイオテクノロジーを利用して”とは難しく聞こえますが、簡単に言いますと、お酒の作り方と同じ“発酵法”と考えてください(お酒はお米を、γ−リノレン酸はブドウ糖を主原料としています)。
発酵法のγ-リノレン酸は、どこが優れているのか? 発酵技術を駆使して開発されたイッチノン γ−リノレン酸は、母乳にくわえ、月見草、ルリチシャ、黒スグリなど植物のタネにも含まれていることがわかっています。
ところが、このイッチノンは、微生物を発酵させてつくったγ−リノレン酸でできています。
微生物というとイメージが沸きにくいかと思いますが、酒や味噌、納豆を想像していただければよいでしょう。
これらはいずれも微生物を利用してつくられている食品です。
微生物発酵法γ−リノレン酸が注目される理由 前述のように月見草、ルリチシャ、黒スグリからγ−リノレン酸を抽出することは可能ですが、栽培する地域や品種によって、含有量や成分組織にバラツキがあるだけなく、海外の生産地に頼るしかないため、供給も不安定です。
事実、1997年のエルニーニョの影響で、それらの植物が不作となり、供給が困難になった経緯があります。
ところが、微生物発酵法γ−リノレン酸は、天然の原材料(ブドウ糖)、自然の微生物によって生産されるので、安定供給が可能なだけでなく、熱や酸化にも動じません。
そしてなにより、γ−リノレン酸の含有量が他のものに比べて高いため、健康補助食品や化粧品のみならず、他分野の製品に利用されています。